It’s summer, time to get reading! 読書の夏

ティーンズ向けの物語を一気に読むことになりました。
夏本番、秋田もそれなりに暑く、お盆や夏休みのお休みシーズン、
私も火急の仕事がない、体をあまり動かしたくもない。

まさに読書の夏です。

読んだのはこれら。

印象に残ったのは、多くの本が社会的な重い課題を扱っていることと、その課題が私の10代とは様変わりしていること。

今回読んだ本では「貧困」「LGBT」「認知症」「犯罪(詐欺・売春)」が取り上げられていました。主人公が当事者で読むのも辛いほどであったり、ストーリーの伏線だったり、いずれすっきり爽快楽しかった、では終わりません。

特に『15歳、ぬけがら』には、重く複雑化した問題に対し、本として成立させるために「自分の答え」を見つけようとする著者の苦闘を感じました。

今回、「何とかしたい」という著者の願いの力が、読者に「他人事」で割り切ることを引き留めさせるという発見がありました。

青少年向けの本、大人もたまに手に取ってみてはいかがでしょう。
思いがけない衝撃、発見があるかもしれません。

ちなみに「ティーンズ」というのは、teenだからです。
13歳(thirteen)から19歳(nineteen)までがティーンエイジャー(teenager)です。