ラジオ中国語講座を聞くともなしに聞いていたのですが、遊びで先生の真似をして発声してみました。といっても単語も何も分からないから「音の高低と長短のみ」、ハミングのようなものです。
外国語を話したいとき、「音楽ととらえて真似する」ことはコツの一つかと思います。その言語独特のリズムや音の流れを掴むということです。音楽が得意な人は外国語習得(話す聞く)が得意、という相関はあると思います。
英語もよく「耳から覚える」と言いますが、それは「音を意識する」「音からも学ぶ」ということだと思います。話すためにも、読むためにも効果的だと思います。
一方、音を再現せず、「文字と意味」だけを追うのは暗号解読と考えることができるかもしれません。それはそれで面白いです。古代の文字、たとえば日本の平安時代の仮名文字にしても、どういう風に本当は発声されていたのか、私は分かりませんが、意味だけは勉強すれば分かるようになるでしょう。
少なくとも今生きている人たちが使っている言葉に関しては、音声が得られる環境にあるので、うまく耳からも学んでいけたらいいですよね。
この文章を書きながら思い立ち、久々に英語学習アプリを物色してみました。多種多様なアプリがあるんですね!英字新聞の原文と読みやすくしたもの両方が掲載され、かつどちらも読み上げてくれるアプリもありました。機械音声でした!リズム感や表情がなく、平坦平板であることが特徴的です。一つ一つの言葉は正確に発音されるのですが、文章にすると違和感が強いです。
これを真似するようになったら、人の音声が機械的になってしまいます。なかなか倒錯的です。「読む教材」としてはお得で有益でしょう。
星の数ほどと言いたくくらいに英語学習ツールはたくさんありますね。一つで全部を求めず、気楽に必要な部分を取り入れていけたらいいですね!
☆視力や聴覚に特別の配慮をしなくてもよい学習を想定して書いています。