今回のテーマは「日本(の夏)」。残暑を風流に過ごすにぴったりの「水ようかん」と「巻寿司」です。
教室のエアコンも調子を崩して、なにか折り目正しい、クラシカルな時代を再現したようなクッキングタイムとなりました。
今回水ようかんを作ってみて、これこそ日本の夏の甘味…!と、私は脳内で着物を纏い扇子を持ち、膝を打ったのでした。ピン凛々しい直線の交わる角と潤いを持つ肌合いの美しさ、口に入れるとほどよく崩れる食感とのど越しの良さ、無理なく水分が補給できること、寒天と小豆の栄養コンビネーション、流し缶のシンプルで機能的な仕組み、日本の知恵と工夫が詰まっている食べ物ではありませんか!分量は覚えやすく、水100:こしあん100:寒天1です。今回は水とこしあん共に800cc、寒天8グラムで作りました。これで15cm×13.5cmの流し缶の二つ分できます。大ぶりに40個ほど切り分けられます。
巻寿司もまた、酢飯と海苔が、よい香りで食欲をそそります。いろいろな長さに切り分け、あるいは長いまま、気軽に口に運べる栄養フードだと思います。今回はアボガド、ゆでエビ、サーモン、卵焼きを具材にし、白ごまを散らしてみました。海苔の黒と、緑、濃いオレンジ、白、黄色、そしてごはんの白、彩りが良いと気持ちも明るくなります。この写真の後に更に切り分け華やかな桶になりましたが、その写真を撮り忘れました。
巻き方に多少てこずり、「先生のその(なんともならない)部分は「おにぎらず」にしましょう!」と機転を利かせてくださる先輩の皆さんには、今回もまた大変お世話になりました。
新しいお抹茶に人数分のお茶碗、夏模様のお菓子と懐紙をリュックに詰めてご持参くださったKさん、絶妙のcucumber picklesとゴージャス&ヘルシーなvegetable を振る舞ってくださったSさん(そうそうお手製の針生姜も)、料理のコツをほんわり話しつつ、微妙に加減してその場のベストで料理を仕上げてくださるMさん、不足や不測の事態にはいつもウィットを含むフォローの言葉をかけてくださるGさん、忙しい時間を割いて足を運んでくださり、会話を盛り上げてくださるTさん、皆さんとついつい日本語でのおしゃべりが弾んでしまいます。しかしそこは「英語で料理」ですので、本日もレシピの復習はしっかりしました、didn’t we?
It’s late August but the sunshine is still strong. These are two Japanese refreshing recipes that will give us some coolness; Mizu-Yokan and Rolled Sushi.
Mizu-Yokan is like red beans jelly which contains much water than normal yokan. The ingredients are simple; read beans paste (anko), water and agar-agar. Since we use agar-agar instead of gelatin, the beans paste becomes solid easily and doesn’t melt once it’s firm and shaped.
For rolled sushi, you must use the HOT rice. Preparing sushi rice is quite easy if you have some vinegar, sugar and salt, but just don’t forget to use hot rice, preferably freshly made hot rice. The vinegar adds good flavor and its acid stimulates your appetite. You can pick up a piece of sushi roll and eat when you are busy or tired. It wasn’t easy to me to beautifully roll the rice and fillings, but it was fun anyway!
Following site has a lot of delicious modern Japanese recipes with wonderful pictures and videos.
http://www.justonecookbook.com/?s=mizu+yokan