鮪のカマ Tuna meat around the gills/Tuna’s collar

いわゆる「市場」の雰囲気を持つ近所のお店は、新鮮な魚が種類豊富に並びます。

職人さん達が、朝から魚をおろして、切り身にしたり刺身にしたり、この辺りの食卓を支えていらっしゃいます。

今時分は「スズキのアラ」「ぶりのアラ」等、アラとは言えないくらいに身も入っているんですが、大盛り250円ほどです。

先日出会いましたのは全長28cmほど、重さ651g、持っただけで充足感が湧いてくる「鮪のカマ」。398円でした。

これはなんとしてもおいしく料理したいので、引っ張り出したのがこの本です。

お弁当向けのおかずの「味付け」に注目した、野崎洋光さんのレシピ本です。
この中の、「漬け焼き」項を見てみます。

しょうゆ、みりん、日本酒、1:1:1の割合で、分量としては漬けこむ食材の半分の重さ。
今回カマが651gなので、調味料は約300g、するとしょうゆ、みりん、日本酒すべて100ccです。
(実際は90ccくらいに…。)
お好みでネギやしょうがやにんにく、唐辛子なんかを入れてもいいでしょうね。

食欲やいろいろの理由で、漬けた翌々日に焼きました。
210度で35分。オーブンの火力を上げられたらもっと強いほうがこんがり焼けると思います。

湯気でぼんやりですね。緑はソラマメです。さやから出して焼いたほうが美味しさが出たと思います。

番外編。こんにゃくを下ゆでしてから、漬けやきの調味料と水(しょうゆ、酒、みりん、水を全部1)、砂糖小さじ半分ほど加えて煮詰めたこんにゃく。調味料は食材の1/3量の重さが良いかと思います。