今朝のNHKラジオ第二放送「ラジオ英会話」。
講師の大西先生のスピーチが印象的で、今、再放送を聞きながら文字起こしを試みようとしています。
「皆さんにお願いがあります。徹底した英語の音読、そして暗記を心がけてくださいということです。
考えなくても口から出てくるようになることが大切です。皆さんはこのテキストに出てくる例文を片っ端から覚えなければなりません。(ああもう早くてタイプが間に合わない)
会話においてオリジナルの文を文法に当てはめて一から作る時間はありません。頭の中にある無数の文を…決まった文章を覚えていれば覚えているほど話せることが多くなります。(既に意訳というか抜粋というか)
英文の覚え方にはコツがあります。覚える前に理解すること。覚えたい文がどんな流れでできてどんな感じか、リズムと感覚を掴むと、皆さんの英語表現はぐっと広がりを持つでしょう。(かなり端折ってます)
例えば今日の表現「This is on me.」は「イコール(=) おごる(ご馳走する)」と覚えるのではなく
on は圧力のon、ああ、自分に負担がかかっているんだ、という感覚をつかむと忘れにくくなります。
この講座で私が目指しているのは、いわばよりよい暗記のための準備運動です。私は理解の部分を担当しています。皆さんの担当は毎日覚えること。毎日がんばっていきましょうね。」
…きっとテキストに、全て書いてあります!(後で確認したら、しっかり掲載されていました)
ここまで言い切れるのは、ご自分の努力とその努力の結果があるからでしょう。
私はここまで自分にも他人にも厳しくできないけれど、理解して暗記、は外国語学習においては避けられないところだと思います。話したいなら「理解」で止まらずkeep practicing, keep speaking ということですね。そして「暗記」「話す練習」は、特にその言葉が日常的に話される環境にいないと、結構辛いトレーニングなんですよね。日本語でも古文を読むだけでなく話せるようになるには?と考えてみれば、似通ったところがあるのではないでしょうか。
英語の練習はよく筋トレに例えられます。フィジカル(肉体的)で地味なトレーニングです。
ですから、小さい頃から継続して反復練習していれば、それはやはり力になるでしょう。
(ただ、いわずもがなですが、外国語力というものは、人が社会生活を営む能力のごく一部に過ぎないと思っています。)
私個人は、なぜだか知らないけれど外国語というものが好きで、仕事にしたのでがんばるしかありません。
いずれ、今、英語を話すことが必要な方、話したい方!
一緒に、「理解して暗記」していきましょう!