全然まとまらないこと(台風19号のニュースを見て)

台風19号の影響はひどいものだ。
報道できない惨状があっただろうし、今も非常事態があちこちで存在しているはず、と思う。

少なくともNHKのニュースは、直後から注意深く文言が選ばれ、映像も編集されているように感じている(加工という意味ではない)。

被害の大きさを伝えるべきだが、むき出しではない。

人の気力をなくさないようにするための配慮
世の中が意地悪より人の善意が勝るようにという願い
同時に人の悪意や狡さを認め、犯罪への注意喚起

人が酷く衝撃を受けることのないよう、常に考えられていると思う。
アナウンスの仕方も、服や髪型も、よい意味で演出されている。

そういう配慮が失われていないことには、少しほっとしてよいだろうか。

災害に限らず、毎日毎日「思ってもみなかった辛いこと」「いろんな苦しいこと」は起きている。ニュースを見ていると、何が何だか分からなくなるくらいだ。一方で明るく楽しい世界はあって、それは当然なんだけれども、たまに、どう感情を整理すればいいのか迷う。