出来立ては七難隠す A cooking tip

怒濤の三月が終わろうとしています。
March comes in like a lion and goes out like a lamb.
季節は確かにライオンから羊になりましたが、日常生活はライオンが育っていくかのよう…

作り置きする料理をする時間(あるいは体力)もなく
買いだめしておいた食材で繋いでいくことも多くなりますが

出来立ては一種の調味料!

次の日以降が美味しい料理もありますけれど

出来立ては七難隠しますね!

それこそ炊き立てのご飯だとか
脂が音を立てて光っている焼き魚
片栗粉を適当につけて揚げた人参じゃがいもサツマイモ
流水できりっきりに引き締めた稲庭うどん
皮が破けているギョーザや不恰好なオムライスでも

出来立てを食べることで足りない一味をカバー!

出来立てを食べるということは
すぐそばに作ってくれた誰かがいることでもあるなぁ、と思います。
外食でも、うちでのごはんでも。

誰かがいることが美味しさに繋がる♪、という図式を作りたいわけではなくて
ただ、出来立てっていうのは、人が関与するんだな、と。

外食もうちの食事もどんどん合理化・自動化されていて
自分で作る部分が少なくなっているのかもしれないけれど、
「出来立て」には、人がその料理を差し出しているイメージがあります。

注文から配膳まで、ほぼすべてが自動化されていて
アトラクションのように楽しいお店も既にあるけれど
多数派にはなってほしくないような…。

あるいはロボットが洗練されて人間以上にコミュニケーション上手になり
接客が必要な方には気持ち良い接客も任せて!となっても
多数派にはなってほしくないような…。

私は人間に対して期待値が高いんだろうな。

いずれ、出来立てはおいしいのです!