One thought about communication

対話、手紙、電話、ポケベル、携帯電話、メール、mixi、Twitter、Facebook、インスタグラム、etc… コミュニケーションの方法は変化を続けていて、その「方法という技術」を使うには「使う側(受発信双方において)の良心と言葉の技術」が求められるということを、思います。

いろんな痛ましい事件や日常の誤解を見聞きする時、過去の日常にはありえなかった「個人間の高度なコミュニケーションスキル」というものが日常に持ち込まれているのではないか、そしてその解決策は何か、ということを考えます。

解決策というより、個人的な対策としては。

一つ。デジタルな文字情報の場合は必要最低限、かつ要件連絡と好ましいことのみとする。

一つ。「その行為、その言葉をどう受け止めるか、どう受け止められると考えるか」ということは、個々人により相当に違うということを認識し、人に対して意見する時は、友好的であること。自分の言うことの50%伝われば上出来と思うこと。

ここからは少し大きな話をしてみます。

たまたまテレビで見た平田オリザ氏の公開授業は、も のすごく興味深いものでした。少子化・情報化・地域社会の崩壊により、「実際に社会で求められるコミュニケーション能力」と「実際のその人の対人関係のギャップ」が開い ていく一方だということ。彼は、それを演劇的な手法によってトレーニングする試みをされています。

「言葉は知っ ていてもイメージできない、あるいは感じられない」ということも挙げられていました。あぁ、それで「体験学習」が必要とされるのだなと。「色々な人との関わりの中で自分の五感を使う体験をすること」は、自分自身の土を耕していることになるんじゃないかなぁ、と思います。きゅうりの育て方の試験が100点、それはその記憶力の点で100点。だけど、実際に作って、その時に虫が出てくるとか、暑いとか、花がきれいだとか、失敗したとか、こうやったらうまくいったとか、の気づきがあるのも100点!そういう体験の積み重ねが、ひいては「想像力やEQ*」に繋がるんじゃないか、と思います。学校の授業ではなくて、遊びの中でも、習い事でも、部活でも、料理でも洗濯でも、「自分が仮想世界ではなく実際に身をもって経験する」日常を、私は好ましく思います。

そして突然ですがクッキングクラスについて!

私は、クッキングクラスに関しては、英語を使っていい時間を共有する場だと思っています。大事にしたいのは「この時間は良かった!と思えること」なんです。レシピのおさらいをして(しなかったり)、料理をして、ハプニングがあったり、最高に美味しいものができたり、英語でも日本語でもどんどん話して、いくつか英語の表現や料理のコツを仕入れて、そういう時間を共有するところ。実際のコミュニケーションがあるところ。

そうして、例えばおもてなしをすることになった場合、きっといくつか単語が出てくるんですよ!出てこなくても、聞き取れるんですよ!それがなんのトクになるの、っていうことではないんですよね。理解や共感の喜びです。

クッキングクラスの皆さん、いつもどうもありがとうございます!!

「自分も楽しみ皆も楽しめるよう」という方たちが集ってくださっていることに、心から感謝致します!!!

*コトバンクより

《emotional quotient》情動指数。 感情指数。 実社会の人間関係の中で重要な一種の知性として、米国の心理学者ダニエル=ゴールマン、「Emotional Intelligence」(邦訳「EQ・こころの知能指数」)の中で、自分の感情を認識し、自制する能力、他者を共感的に理解する能力などをあげている。